喪主と参列でことなる女性の喪服の概要

日本だけでなく、世界各国で冠婚葬祭という行事は非常に重要視される事柄です。その中でも葬祭に至っては親族だけでなく、学校の同級生・会社の同僚・近所といった故人と生前に、少なからず何かしらの関係を持った方も参列なされます。この席では必ず全身黒一色の喪服で身を包むというのも世界共通です。日本の場合、喪主と参列という異なった立場になる女性は和装と洋装の二種類の喪服を着用するのが一般的です。

喪主の場合は必ず家紋付きの和装となり、肌襦袢は白・着物は大島紬と決まっています。さらに訪問着や浴衣とは異なった前左折りという着用方法となりますが、この装いが定着したのは江戸時代中期からです。それ以前は麻生地で作られた質素な着物を黒い染料で染めただけでしたが、江戸中期以降は大島紬が広く庶民に普及して喪服にもなされました。当初は浄土真宗の信者のもしか身に纏っていませんでしたが、現在では宗派に関係なく女性の喪主が着用しています。

参列者となる女性の喪服は洋装で、夏と秋冬では生地が異なっているのが特徴です。夏の場合は綿の薄手生地で、スカートだとホワイトカラーのストッキングも着用します。秋冬は羊毛で仕立てられた厚手生地のプルオーバーとなり、黒いストッキングを用いるのが一般的です。この洋装の場合はアメリカ・イギリスといった欧州圏と同じで、国内では1960年代から現在のスタイルとなっています。

通常の洋装では真珠のネックレスも組み合わせるのも、欧州と同じです。

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