ひとことに、金といっても、24金や18金や10金など、いくつかの種類が分かれています。これは、どれだけ金の含有率が高いのかという意味です。24金がもっとも含有率が高いです。ほかの金属がほぼ混ざっておらず、純度99パーセント以上です。

それゆえ、金の弱点である柔らかく傷がつきやすいというデメリットもあります。日本人が購入する金のなかでも、いちばん人気があるのは18金です。中古でも、18金買取がいちばん多いといわれています。一般的な家庭の宝石箱に入っている金のアクセサリーの大部分は、18金と思われます。

それだけ人気があるということです。金の相場は世界情勢によって変動しますが、金は比較的、ほかの宝石とくらべて相場が安定しています。だからこそ、将来的な財産として、金を所有しようとするひとが多いのです。売るときも安定した値段で買い取ってもらえるからです。

金の買取金額は単純にして重さで変動します。あたりまえですが、重ければ重いほど、価値が高くなります。現時点での18金買取の相場は、だいたい1g=3300前後です。もちろんこれは、査定してもらう買取業者によって違います。

18金買取をお考えの場合は、できるだけ高額に買い取ってもらえる業者に査定してもらいましょう。バッグや時計などのブランド品や、雑貨全般を買い取っているお店よりも、金を専門に取り扱っているお店のほうがいいです。金の知識が豊富な鑑定士が査定してくれますから、不当な安値で買いたたかれる心配もありません。